歴史から見たβグルカンの重要性
1985年あたりから、この物質の存在も広く知られるようになり、含有する製品が多く売り出されるようになりました。
ですが、実は小麦にはその中でも機能性の強いものが多く含まれており、西洋文化においてはもともとパンやパスタなどを通して広く食文化的に親しまれてきた物質といえます。
これは非常に喜ばしいことといえます。
広く親しまれている食品のため、様々な製造法が発達及び成熟しており、例えば、原料母体となるパン酵母やビール酵母などは世界各国で数千年にわたる長い歴史を有しており、食菌についての知識も多く蓄積されているので、一人一人が無理のないかたちでβグルカンを摂取できるのです。
一方で自然界にある微生物を利用した黒酵母発酵液は日本で発見され、その歴史は30年ほどと非常に浅いです。
現在も研究においては欧米はパン酵母などがメインであり、黒酵母発酵液はあまり行われておらず、日本が常にリードし続けている状態です。
近年はほかの糖鎖栄養素との関連が強く指摘されており、キノコはその食物繊維の中に糖鎖栄養素も含むため、それそのものが健康的であったことが分かってきました。
黒酵母の機能性を上げている大きな要因の一つに、βグルカンと糖類栄養素の組み合わせの部分にあるのです。
また、含有量だけでなく吸収力も非常に大切です。
吸収力の面で見ると、パン酵母やアガリクスは決して良いものとは言えません。